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生活感を出したくない!片付けやすい「適材適所の収納」アイデア②キッチン編

生活感を出したくない!片付けやすい「適材適所の収納」アイデア②キッチン編

必要なところに必要な収納を。キッチンの「適材適所収納」を考える

間取りを考える際、大切にしたいのが収納の計画です。素敵な内装やデザインの家を建てても、収納への配慮がされていないと使いづらいく片付かないお家になってしまうことも…。

住み始めた後に後悔しないためには、自分たちにあった収納をつくっておきましょう。いくつかのパターンをご紹介するので、参考にしてみてください!


[別記事]適材適所の収納って何?

→ブログ記事を見る


 

まずは食器棚!タイプはいろいろ

キッチンまわりの収納としてまずメインになってくるのは食器棚。食器棚も、形や使い方によってさまざまなタイプがあります。自分たちの理想のスタイルに合うのはどのタイプか、考えてみましょう!

「すべて隠せる」のが頼もしい!全面収納タイプ

 

「片付けが苦手!」という方に人気なのが、すべて扉で隠してしまえる「全面収納」の食器棚です。食器はもちろん、家電などもすべて見えなくすることができるので、急な来客でもサッと隠すことができて便利。写真は冷蔵庫まで隠せるパターンですが、どこまで隠したいかはお好みに合わせて変えることができます。(冷蔵庫まで隠してしまうと、出し入れの時面倒という方も)

収納力も高いので、買い置きのものが多いご家族にもぴったりです。アキュラホームの場合は扉がハイドア(床から天井までのフルサイズ)となっているためより収納力が高いことも特徴。食器棚と別にパントリーを欲しがる方も多いですが、こちらのタイプの場合はパントリーなしでも十分!という方もいらっしゃいます。

また、扉のデザインを変えることでインテリアのアクセントになり、デザイン的な柔軟性も高いです。

このコーディネートでは、ルーバーデザインの扉を使っています。同じ白でも凹凸感があってお洒落な雰囲気に!

 

家具と同じカラーで統一することで、LDK全体のインテリアともしっくり馴染みます。

全面収納タイプがおすすめなのは・・・

  • 収納力を重視したい人
  • 片付けが苦手な人
  • 隠せた方が安心な人(小さいお子様やペットがいるなど)

 

お洒落にディスプレイしたいカウンタータイプ

キッチン家電をたくさん持っている方や、小物などをおしゃれに飾りたいという方に人気なのがカウンタータイプです。全面収納タイプより収納力は落ちますが、カウンター部分に家電や調理グッズなどを並べることができたり、作業台として使ったりすることができます。最近はデザインの素敵な家電が増えてきているため、「せっかくなら見せたい!」という方も多いです。

収納量をもう少し増やしたい場合は、アッパーキャビネットや飾り棚をつけて強化することもできます。

壁の一部が見えるので、そのぶぶんにアクセントクロスやタイルなどを貼って楽めるのも魅力のひとつです。

▲こちらはキッチンにもディスプレイスペースがついているタイプ。ウッドワンさんの人気シリーズ「フレームキッチン」です!

カウンタータイプがおすすめなのは・・・

  • 家電を並べておきたい人
  • ちょっとした作業スペースが置き場がほしい人
  • 小物や食器のディスプレイを楽しみたい人

 

収納力もディスプレイもどっちも欲しい!ハーフトールタイプ

しまうスペースも見せるスペースもどちらも捨てがたい・・・という方は、2つをミックスした「ハーフトール」タイプのものがあります。一部のみがカウンターになっているので、収納力を確保しつつディスプレイも楽しむことができるようになっています。

 

ハーフトールタイプがおすすめなのは・・・

  • しまうスペースも見せるスペースもどちらも欲しい人

 

ここを意識しておくとスッキリ度が変わる!キッチン収納の小ワザ

食器棚以外にもこだわっておきたいポイントはたくさんあります。小さなところですが、スッキリ度を左右する大事なポイントをご紹介します。

ゴミ箱収納スペースを考えておく

キッチンまわりで意外と場所をとるのがゴミ箱。神奈川県内は分別が細かく分かれている自治体も多いので、そのぶんゴミ箱の数も多くなりがちです・・・。ゴミ箱用のスペースを考えておくかどうかで、暮らし始めた時のスッキリ度が断然変わります!

食器棚の一部をゴミ箱スペースにしたり・・・

パントリーの中に置いたり・・・

使う頻度も高いものなので、キッチンから遠くない場所にあった方がストレスなく生活できます。

 

家電スペースを考えておく

家電を置くスペースも考えておくと、スッキリとものを置くことができます。特にカウンタータイプやハーフトールタイプを選ぶ場合は、手持ちのカウンターを並べたらスペースがぎっしりになってしまった・・・とならないよう、あらかじめ置き場所をイメージしておくと安心です。

足りなそうな場合は、食器棚スペースとは別に「家電コーナー」をつくるとスッキリし、動線も良くなります!

壁を使った「ちょこっと収納」

フルオープンタイプではない、壁を立ち上げた対面キッチンの場合は、壁の厚みを利用してちょっとした収納をつくることができます。

 

・スパイスラック

ごちゃごちゃしがちな調味料類をすっきりしまうスペース。使う時もサッと取り出しやすく、使ったらすぐに戻せるので片付けがはかどります。

 

・レシピブック&マガジンラック

お料理中によく見る本のほか、お子さまの絵本などを置いておけるスペース。本棚を置くよりも省スペースです!

本当にちょっとしたスペースですが、しまうものに合わせた収納はスッキリと片付けやすく、使い勝手も良いです!

 

半畳で足りる?パントリーのつくり方いろいろ

パントリーも、いろいろな種類があります。できる限り広く欲しい!とご要望いただくことも多いですが、広い=使いやすいとも限りません。キッチンまわりでしまいたいものに合わせて、ぴったりのスタイルを選びましょう。

パントリーのつくりかたは、大きく分けて3つです。

クローゼットタイプ[0.5帖~]

  • 小さなサイズからつくることができる
  • デッドスペースがなく、収納空間をフル活用できる
  • 整理整頓・出し入れがしやすい

面積が小さくても、意外とたっぷりしまえるのがクローゼットタイプ。0.5帖と聞くと小さく聞こえるかもしれませんが、棚板を多めにすればしっかりと収納量を確保することができます。また、扉を開けると中身をすべて見渡すことができるので、出し入れや整理整頓がしやすいのもメリットです。

ウォークインタイプ[1帖~]

  • 収納棚をL型につければ収納力アップ
  • クローゼットタイプよりは広さが必要

必要な面積は大きくなりますが、その分たくさんものをしまうことができるのがメリットです。

ウォークスルータイプ

  • 通路の分、デッドスペースは多くなる
  • 全体の動線は良くなる
  • 「ながら家事」をする人には片付けやすい

通路があるぶん、収納に使えないデッドスペースは多くなりますが、間取り全体の動線がよくなるのがウォークスルータイプです。キッチンと洗面所、キッチンと家事コーナーなどを行ったり来たりしながら家事をする人にとっては、動線上でモノの出し入れをすることができるようになるので便利です。

生活スタイルや動線に合わせて、自由設計を楽しもう!

自分たちの生活スタイルや癖に合わせた設計ができるのは、注文住宅ならではの醍醐味です。収納を設ける場所や、収納の量も、家族みんなの特徴に合わせてつくることができます。「家に合わせて生活する」のではなく、「生活に家を合わせる」ことができると、驚くほど暮らしやすくなります!注文住宅を建てるなら、ぜひ収納づくりにもこだわってみてください。

 

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