SPEC
仕様・性能について
未来に残せる住まいをつくる
「築30年の家」と聞いたら、どんな家を思い浮かべますか?
「古い」「もう住めない」そんな家をイメージする人も多いかもしれません。
アキュラホームが目指しているのは、住んだ後も末永く価値が続く家づくり。
そのためには、安心安全の性能や、いつまでも快適に暮らせる住みごこちが欠かせません。
未来に残る、次の世代にも残したいと思える住まいをひとつでも世の中に増やせるよう、
わたしたちは取り組み続けていきます。
EARTHQUAKE
地震は震度や
マグニチュードだけでは
語れません
地震は一般的に震度やマグニチュード、ガルなどで大きさをあらわします。しかし、震度やガルが大きい地震だけを警戒すればよいわけではありません。
地震には、短い周期で小刻みに揺れる「短周期地震動」と長い周期でゆっくりと大きく揺れる「長周期地震動」があります。さらに、建物もそれぞれ固有の周期を持ち、短周期で揺れやすい建物と長周期で揺れやすい建物があります。
1~2秒の周期=「キラーパルス」をもつ地震動は、建物に致命的な損傷を与えやすいことがわかっています。
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短周期地震動
2秒以下の周期で振動が起こる地震動。戸建てなどの低層建築物が揺れやすい。
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長周期地震動
2秒以上の周期で振動が起こる地震動。高層マンションや橋などの大きな建物が揺れやすい。
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キラーパルス(共振)
地震動と建物が持つ周期が一致するとキラーパルス(共振)となる。揺れが増幅するため、建物倒壊などの被害が発生しやすい。阪神・淡路大震災や熊本地震でもキラーパルスが発生したと言われている。
東日本大震災と阪神淡路大震災を比較すると、震度やgalが大きい東日本大震災よりも、キラーパルスの揺れが多かった阪神淡路大震災の方が、建物に甚大な被害が出ました。大きな地震が起きても倒壊せず、住み続けられる住まいをつくるためには、建物の天敵であるキラーパルスに耐えられることが重要です。
SEISMIC TEST
あらゆる地震を想定した
耐震実験をクリア
実物大耐震実験概要
- 実施日:
- 2018年3月26日(月)〜3月27日(火)
- 試験場:
- 大林組技術研究所(東京都清瀬市)
- 監修:
- 稲山正弘氏(東京大学大学院木質科学研究室教授)/五十田博氏(京都大学生存圏研究所教授)
- 協力:
- 建材試験センター
- 試験体:
- 2階建て3LDK、1階床面積52.37m2、2階床面積53.61m2、延べ床面積
105.98m2(32.05坪)、太陽光パネル13kW(屋根一体型)を搭載
アキュラホームでは、「キラーパルス」をもつ地震を含む、計10種の地震で耐震実験を行っています。過去に日本国内で大きな被害をもたらした地震のほか、首都直下地震や南海トラフ地震これから起こるとされている地震も実験対象に加えました。
実験結果は「倒壊しなかったか」ではなく「住み続けられる状態を維持できているか」を基準に分析し、安心の住まいを追求しています。
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あらゆるタイプの地震を想定
これまでに起きた8つのタイプの地震とこれから起きると言われている2つのタイプの地震、合計10種類の耐震実験をクリア。
キラーパルスをもつ地震にも耐えられることを証明しています。 -
「住み続けられる」住まいを追求
倒壊せず、見た目には損傷がなかったとしても、見えない部分で損傷している可能性もあります。
実験後の建物は、基礎や柱の状態を細かにチェックし、損傷がなく住み続けられる状態であることを確認しています。
WIND‐PROOF TEST
最大風速66m/Sの
耐風実験をクリア
近年、台風やゲリラ豪雨など大規模な自然災害が発生しています。
被害状況を見ると心が痛むのと同時に、これだけ多発しているからこそ、家の作り手として台風被害は無視できないと判断。これまで「窓だけ」や「屋根だけ」という実験しか行われていなかった中、他社に先駆け施工後の状態で公開実験を行いました。
国内にある送風機(実験機)で出せる最大風速66m/S(※)の暴風に対する建物の強度を確かめました。
※実験当時
過去に甚大な被害をもたらした台風の風速
INSULATION
断熱性能にもこだわる
進化する省エネ基準に対応
HEAT20 G2 グレードの
住まい
2022年から住宅性能表示制度の[断熱等性能等級]に、新しいグレードが新設されました。
住みごこちはもちろんのこと、脱炭素やライフサイクルコストの観点からも、住宅の性能はますます重要視されています。
アキュラホームでは、最新の断熱性能基準に対応。長く快適に住み続けるための性能を兼ね備えています。


環境共生住宅認定、ハウスオブザイヤー2019優秀賞を受賞しました。
等級6の家で暮らす
オーナー様の声
QUALITY
施工品質も見える化

住まう人の「安全」「快適」を守りたい。
だからこそ実際に実験を行い、自分たちの目で確かめた性能が確実にお客さまのもとに届くよう、厳しい施工ルールと検査基準を設けて品質を担保しています。