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もしもの時の地域貢献に向けて。「助けあい」のための社内防災訓練を行いました

もしもの時の地域貢献に向けて。「助けあい」のための社内防災訓練を行いました

今回は、家とは直接関係ありませんが、当社が大切にしている「社会貢献」に関するお話です!

本日、アキュラホームグループ全社員で万が一の災害が起きた場合を想定した防災訓練を行いました。この全社をあげた防災訓練、単に避難経路等を確認するだけのいわゆる避難訓練とは一味違う目的を持っています。

それは、「誰かを助けるための」防災訓練だということ!

 

災害時には、3つの助けが必要だといわれています。

  1. 自助(自分で自分をまもる)
  2. 共助(お互いに助けあう)
  3. 公助(公的機関の援助をうける)

一般的な防災訓練や避難訓練は①の自助を目的に行われることが多いですが、アキュラホームグループ防災訓練では②の共助も重要視していることがポイントです。

このようなちょっと変わったコンセプトで、かつ大規模な防災訓練を実施することとなった背景には、当社の「家守り」の精神があります。「家守り」とはアキュラホームの家づくりの根幹にある理念で、住まいを建てて終わりではなく住んだ後の暮らしを末永く見守っていくという想いが込められています。

暮らしを脅かす大きな災害が起こった時、オーナー様の暮らしをどう守るか、

日々の暮らしの舞台となっている“まち”や“地域”のために貢献できることはないか、

万が一の時、自分たちの身を守るだけでなく、企業として何か行動できることはないか。

暮らしを守るためには、家だけでなく時には地域丸ごと守る必要もあるかもしれないーーー

そんな考えのもと、今回の訓練を行いました。

 

防災訓練①自助

まずは自分たちの身の安全確保が第一。避難経路の確認です。4月に入社したばかりの新入社員も一緒に避難経路の確認を行いました!

そして、社内の情報集約です。社員や家族に被害は出ていないか。建築中の現場やオーナー様宅の状況なども確認します。

 

防災訓練②共助

そして、今回のメインとも言える「周囲や地域と助けあうための行動」についての訓練を行いました。具体的には、災害時のライフラインともなる電力の提供や、簡易的な支援施設の設営の訓練です。

発電機の使い方を社員でおさらいしました。AEDなどと同じで、どんな時に必要になるか分からないからこそ、使い方を全員が知っておくことが大切ですよね!

 

また、モデルハウスならではの設備を活かして、こんなことも・・・

電気自動車・日産「リーフ」から電力を供給!

二俣川展示場は「災害時支援施設」として、日産プリンス神奈川さんと災害連携協定を締結しています。「リーフ」とアキュラホームのモデルハウスを連携させると、車に貯めていた電気を家で使えるようになります。フル充電状態の場合、4人家族なら約3日分の電力をまかなうこともできる(!)ほど。太陽光発電とも連携しているので、発電した電気をどんどん貯めていくこともできます。

こうした電力を、災害時には地域に向けて提供しようと考えています。スマートフォンであれば約6000人分の充電が可能です。

充電ポートなどの機械も、きちんと動くことを確認しました。

 

このほか、仮設トイレ用のテントなどを実際に組み立ててみたり・・・

 

災害備蓄品を提供する場合の設営なども行ってみました。

「これはどこに置くのが良いだろう?」「こういうものがあるともっと運営しやすそう」など、その場でアイデアを出し合いながら設営を行っていきます。

 

「共助」のための防災訓練を行ってみて・・・

私たち社員にとっても、「自分たちのため」ではない防災訓練は初めての経験でした。どんな訓練にも言えることかもしれませんが、訓練をして感じたのは「実際に体を動かしてみることの大切さ」です。

災害時に役立つ備品や設備を持っていても、使い方が曖昧であればいざという時活用することはできません。どんな備品がどこにしまってあるかも、全員が把握しておく必要があります。「もし自分一人の時でも対応できるか?」を問いかけながら訓練することがとても大切だと感じました。

また、災害時にとる対応がマニュアルで決まっていたとしても、実際にその通りにやってみようとすると細部の想定に抜けがあることに気付きます。

例えば「災害時には非常用トイレを設置する」という行動は決まっているのですが、モデルハウスのどこに設置するのが適切か?想定していた場所だと思ったより人目が気になる…男女で分けたほうがいいかも?などなど、もっと突き詰めて考えておいた方がいいポイントが見えてきました。細かいところまで事前に想定しておけるかどうかで、実際の対応時のスピードが変わってくるのだと思います。

 

人々の豊かな暮らしを守り続けることを使命に掲げている以上、それが脅かされた時にもしっかりと対応できる体制をつくっておかなければいけません。いざという時に自分たちのことだけで一杯になってしまうのではなく、どれだけ周囲を助けることができるかは、事前準備にかかっています。そのことを社員一人ひとりが改めて実感できた一日でした。

 

この訓練が役に立つ日が来ないことを心から祈りますが、いつでも万全の備えをしておきたいです。

皆さんもぜひ、「備える」だけでなく「やってみる」「使ってみる」防災訓練をご家族でやってみてください!

 

アキュラホームグループの災害時支援施設の取り組みについて、詳細はこちら

 

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