間取りノウハウ
開放感ある家にしたい!吹き抜けのメリット・デメリットとその解決策
2021/03/15 (Mon)
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間取りノウハウ
2021/03/15 (Mon)
「吹き抜けって実際どうなの?」
「どのくらいの大きさがちょうどいいの?」
お客様からよく吹き抜けに関する質問をいただきます。今回は、吹き抜けのメリットとデメリット、さらにデメリットを解決するためのアイデアをご紹介します。
吹き抜けにはたくさんのメリットがあります。ひとつずつご紹介していきます。
「部屋を明るくしたい」という理由で吹き抜けを検討される方はとても多いです。高い位置に窓をつけることによってお部屋全体に上から光が注がれるため、実際に効果は抜群です!
土地の大きさや形などによって隣家との距離があまり確保できない場合であっても、吹き抜けを活用すれば明るい空間をつくりだすことができます。
家族が集まるリビングはもちろんのこと、暗くなりがちな玄関や階段ホールに上手に取り入れるのもおすすめです。
天井の高さがアップすることで、開放的な空間になります。お部屋の面積があまり広く取れない場合や、圧迫感をなくしたい場合には吹き抜けを取り入れると有効です!
吹き抜けに面したお部屋同士はひとつながりの空間になるため、どこにいても家族の気配を感じられる家にしたい方にはおすすめです。スタディ―コーナーやライブラリーなど、家族みんなで共有する空間を配置するのもいいかもしれません。
吹き抜けを採用するにあたり、デメリットとして挙げられがちなのがこの2つです。確かに、吹き抜けを作ると希望の部屋数が確保できない…ということがあります。また、暖かい空気は上に昇っていく性質があるため、上下の空間がつながることで温度差ができないか心配だという方も多いでしょう。
ただし、これらのデメリットを解決する方法もきちんとあります!迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2階までの吹き抜けではなく、その半分(1+0.5階)までの「ハーフ吹き抜け」にすれば、その上に部屋をつくることも可能です!
普通の吹き抜けよりは少し天井高は低くなりますが、開放感や採光などのメリットはそのまま活かすことができます。部屋数も明るさもどちらも諦めたくないという方にはおすすめです。
また、光熱費が気になるという方にとっても、吹き抜け上の空間が半分になるため、デメリットが気になりにくいという利点もあります。
■実際にハーフ吹き抜けを採用した事例を見てみる
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建物が高気密高断熱の仕様であれば、「エアコンの電気代が余計にかかるのではないか」「スースーして寒いのではないか」という心配はあまり必要ありません。断熱性能が高く、室温をしっかり保ってくれる魔法瓶のような家にしておくことが重要です。
アキュラホームの場合、ZEH相当の断熱性能となっているため、吹き抜けにすると快適性が落ちるということはありません。実際に吹き抜けのあるオーナー様宅で室温を測定してみたところ、こんな結果も出ています。
測定をしたのは12月末の寒い時期。外気温は8.2度でした。吹き抜けと同じく気にされる方の多い「リビング階段」も併せて採用したお家でしたが、足元から吹き抜け上まで暖かくぽかぽかでした。空気の性質でやはり多少は温度差がでますが、熱が逃げていく先がそれ以上なければ足元が寒くなるということもありません。気密性も高いので、冷たい隙間風がどこかから入ってくるということもありません。
吹き抜けを採用したいと考えている方は、高気密高断熱の仕様をマストにするのがおすすめです。
吹き抜けだけに限らず、お家づくりの際には3つの視点が大切です。
3つの視点でバランスよく考えてみて、「良いな」と思ったアイデアは是非上手に取り入れてみてください!