家づくり基礎知識
自分に合ったローンを探そう!住宅ローンの基礎知識①
2020/11/15 (Sun)
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家づくり基礎知識
2020/11/15 (Sun)
家づくりをスタートする時に考えなければならないことの一つは、お金のこと。今回は多くの方が利用する「住宅ローン」の基礎知識についてご紹介します。
住宅ローンに含めることができるのは、
・土地費用
・建物建築費用(=ハウスメーカーに支払う費用。申請費や設計料なども含まれています)
などが基本です。土地+建築費用を合わせた額が住宅ローンの上限額となります。
これ以外にも
・土地の仲介手数料(不動産業者に支払います)
・登記費用(土地や建物の名義付けをする費用。司法書士などに支払います)
・住宅ローン手数料(銀行に支払います)
など、いわゆる「諸費用」と呼ばれる費用が必要になるのですが、これらは住宅ローンで支払うことができません。自己資金(現金)で支払うか、諸費用ローン等を利用して支払います。諸費用ローンは、住宅ローンと同じくさまざまな金融機関で取り扱いがあります。「住宅ローンで支払えるもの」と「支払えないもの」の線引きは、金融機関によっても微妙に異なります。自己資金を少なく抑えたい場合は、住宅ローンに含められる費用の幅が広い金融機関を検討してみるのもひとつの手です。
住宅ローンを借りた場合、借りた額に加えて金利の分も返済しなければなりません。先にご紹介した「住宅ローン控除」で戻ってくる分もありますが、高い金利で借りた場合は戻るよりも出ていくお金の方が多くなることになります。
変動金利の場合は定期的に金利の見直しがされるため、金利上昇に伴って月々の返済額も上昇する可能性があります。ただし、金利が上昇する場合は見直しごとに1.25倍までという上限が設けられており、返済額急増の負担をできる限り抑えられるようになっています。金利が連続して上昇していくような状況になった場合は、繰り上げ返済や固定金利への切り替えでリスク回避することもできます。
住宅ローン控除とは、新築から10年間、年末のローン残高の1%を所得税から控除できる制度のことです。対象になる残高対象額の上限は4000万円なので、最大で年40万円の控除を受けることができます。現在、変動金利なら1%を切る金利の住宅ローンもあるので、金利よりも控除額の方が大きくなる可能性も十分にあります。別荘や投資用住宅には使用できない等いくつかの条件はありますが、上手に活用すれば大きなメリットを得ることができます。
住宅ローンには「団体信用生命保険」がついています。団体信用生命保険とは、住宅ローンを借りた人が死亡した場合や高度障害状態になった場合、住宅ローン返済の義務がなくなるというものです。家計を支えていた人に万が一のことがあっても、残された家族はローンを背負うこともなければ、将来にわたって家賃の心配をする必要もありません。フラット35等、一部別途費用になるものもありますが、ほとんどの住宅ローンでは団体信用生命保険の費用込みの金利になっており、借り入れと同時に自動的に加入することになります。貯蓄は一度使ってしまうと戻ってきませんが、資金計画の中に住宅ローンをうまく組み込めば、貯蓄の一部を残しながらもしもの時のリスクに備える「良いとこどり」も可能です。
適切な自己資金の割合や額は、ご家族構成や年齢、家計の支出バランス、ライフスタイルによって大きく変わります。ご家族ごとにぴったりの資金計画を立てていただくため、アキュラホームでは家づくりを本格スタートする前のファイナンシャルプランナー(FP)相談をおすすめしています。「住宅ローンを借りられる金額」を家づくりの予算にするのではなく、「支払っても無理なく楽しい暮らしができる金額」「将来にわたって安心して支払っていける金額」を家づくりのご予算にしていただきたいからです。
FP相談では、プロのファイナンシャルプランナーが「今の支出」「今の収入」のほかに「これから必要になるお金」を計算し、逆算して家づくりの予算を考えていきます。そのため、「お子さまに習い事をさせるか?」「家族で年何回旅行に行きたいか?」などの暮らし方にまつわるお話をたくさんお伺いします。貯蓄ペースなども鑑みながら、ご家族にとっていつが建て時なのかをアドバイスさせていただくことも可能です。「夫婦で初めてこんな話をした!」と言ってくださるお客様も多く、資金計画を固めた後は安心してお家づくりに進んでいただいています。
FP相談は予約制ですが、無料で行っております。これから家づくりを考えようと思っている方はぜひ活用してみてください!